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この痴漢撲滅ポスターがすごい

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近所の駅には痴漢撲滅ポスターが4枚はってある。

 

 

どれも被害者に泣き寝入りするなと要求する内容の物ばかりだ。

なぜ痴漢本人ではなく被害者にばかり頑張らせようとしているのか。

 

たとえ被害者が頑張って痴漢を訴えてもその時の嫌な記憶は残ってしまう。

痴漢本人にもっと頑張らせればそもそも問題は解決するのだ。

 

 

 

 

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痴漢の被害者は、なぜ制服姿の少女なのだろう。

 

私は中学生のころ塾の帰り道に何度も痴漢に遭い、うんざりしたため兄の学ランの上下を借りて塾に行っていた。

夜なので、シルエットが女に見えなければ狙われないだろうと思ったのだ。

そうしたらホモに「お兄ちゃん、遊ばない?」とナンパされた。

逃げ場なしかよと思った。

 

このホモはナンパしてきただけだったけれど、とにかく、痴漢の被害者は若い女性とは限らないのだ。

男でも痴漢に遭うことがあるし、高齢者でも障碍者でもそうだ。

 

私は幼稚園の時に、電車の中で知らないおじさんに何回もキスされた。

見ている人はたくさんいたけれど、何をされているのかよくわからずに困っている私を誰も助けてくれなかった。

こんなに小さい子供が痴漢行為に遭うはずがないという先入観が原因だったのかもしれない。

(いや、たぶんみんな面倒だっただけなんだろうけどね。世の中そんなもんですわ…。)

 

とにかく、痴漢に遭うのは若い女だというテンプレイメージは有害かもしれないのだ。

このタイプの人は痴漢には合わないだろうという思い込みが被害者を見逃したり、被害者が声をあげる妨げになるかもしれないのだ。

 

 

さらに言えば、痴漢に遭いやすいトップはおとなしそうな見た目の女性であり「泣き寝入りしそうだから」だ。

地味な服を着ていれば安心という先入観も有害なのだ。

 

 

それに、このポスター

 

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みんなに親がいるとは限らないし親は関係ないだろ。

親族を同罪扱いするって、縁座か。時は江戸か。

 

このポスターで痴漢本人に痴漢しないように頑張らせるのは難しいだろう。

 

痴漢のKIN☆TAMAがひゅっとなるようなポスターを作るべきなのだ。

 

「6か月以上10年以下の懲役」「失職」「前科」「家庭崩壊」

実際にあった被害者からの報復「カッターで手を切る」「ガソリンをかけて焼き殺す」「目隠しと拘束の上、山中に置き去り」などを書き連ねるべきだ。

 

 

そして最後に、痴漢や盗撮をやめるためのカウンセリングを紹介すべきである。

(このカウンセリングについてはかなりいろいろ思うところがある。詳しくは最後に。)

 

 

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そして、電話番号の名前が「ふれあいコール」だ。

 

痴漢とのふれあいを連想してしまう。

 

これを考えた人間はかなり鈍感か、もしくは「痴漢捕まえるのめんどくさいから電話なんかしてくるな」と思っているのだろう。

 

「泣き寝入りしない」じゃないだろ。

こんなにデリカシーのないポスターを見せられて信用できるか。

何で泣き寝入りするのかを考えたうえで、その不安を取り除く方向でアピールするべきだ。

そのアピールは間違っても「ふれあいコール」という名前ではだめだ。

 

 

「泣き寝入りしないで」と訴えるよりも

よく使われるカメラの種類(最近は半数近くがスマホ

よく使われる小型カメラの隠し場所、

具体的に駅のどの場所で痴漢が多いのかを注意喚起すべきである。

 

 

今までのことをまとめて、私が思う理想の痴漢撲滅ポスターを提案して終わろうと思う。

 クオリティーはおわってる。

 

 

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はい。以上です。

 

 

※一応「ふれあいコール」に電話して以上の点を相談したため、今後変わるかもしれませんが、

他の警察署が出している痴漢ポスターについても同様の点があるかもしれないのでこの記事を書いています。

 

 

くそ長い補足  痴漢をやめるためのカウンセリングについて思うこと

 

痴漢をやめるためのカウンセリングは調べてみたところ1時間6000円か1万円程度だ。

高いなあと思ったら、ほかの普通のカウンセリングの相場を調べたら妥当な値段だったから本当にびっくりした。

施術者の持つ資格などによって保険適用になったりならなかったりするらしいので、病院に問い合わせた方がよい。

「性衝動が抑えられなくてとても困る」という内容で相談し、精神科経由で治療してもらえるなら保険適用になる。(はず)

 

しかし、効くのかどうかわからないけど高いカウンセリングを受けて痴漢を直そうと思う人がどれだけいるのだろう。

重度の場合平均○回の通院で、○円かかって、○パーセントの人が軽度にまで落ち着くというデータでも出してあれば、もっと来てくれる人が増えるのではないか。

それなら自力で直せなくて逮捕されるよりずっと安く済むと判断してカウンセリングに来るかもしれない。

(データとして示せるだけの実力がないのかもしれないけれど。)

 

カウンセリングというのは、患者が治るまでに時間がかかればかかるほどもうかる商売だ。だから患者は不安なのだ。

その不安を軽減するための説明をし、「早く良くなる」ことを売りにしてたくさんの新規客を引き込めば採算がとれるはずだ。

 

被害者を増やさないためにも、痴漢本人の人生のためにも、カウンセリングがもっと活用されるべきであり、そのためにはデータの開示という痴漢に対するプレゼンが不可欠だ。たぶん。